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”心に響いた小さなナニカ”を記録に残すための、ひと手間加えて”心に響く小さなナニカ”を生み出す場

怒りの在り処と行方

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いやー年度末辛い。最近仕事の方がバタバタしていてブログの更新も全然できず。

この時期、仕事納めで忙しくなるのは多くの皆さん共通するところかと思います。納期前に問題が発覚!うきゃーーとなっている人も多いことでしょう。人間忙しいとピリピリします。イライラします。時には怒り狂います。今週の僕もそうでした。1度、怒りで発狂しかけました。あれはやばかった。フォオオおおお!!っとなりかけました。なんとかこらえることできましたが、しんどかった。

イライラすること、怒ることは人間だもの、仕方ないものです。ただ、辛いものです。本人だけではなくて、周り(チームメイト、仲間)もしんどくなります。それはいかん。うまく抑える、発散する方法はないもんかな、今まで自分どうやっとったかなと考えてみることにしました。


My Songs Know What You Did In The Dark (Light 'Em Up)|Fall Out Boy|Lyrics (Part 1 of 11)

怒りとは 

そもそも怒りとはなんぞや。怒っている時ってどんな状態なのかわからんことにはどうやって発散してもいいかもわからん。これについては以下の記事が非常に客観的で、参考になりました。ちなみにイライラしているという状態は(イライラしている状態について書いている記事が他になかったので僕の勝手な解釈ですが)上記の理性が第二のブレーキとして効いてはいるが、セロトニンの量が不足しているのか、ノルアドレナリンがブワっと放出されているのか、理性をチクチク刺激している状態なんだろうと思うことにしました。よくマグマで例えられるけれど、イライラしている状態はマグマがふつふつと自分の中で沸いていて、ある時、マグマが噴火する。それが怒りだと。以下のセロトニンと理性がまさに蓋のような役割を担っているのですね。

怒りのメカニズム : mental

**以下引用**

人の感情は脳内物質の種類と量によって決まる。
▼感情とは、基本的に4つの物質により形成される。
1. ドーパミン 覚醒・快感を造る
2. ノルアドレナリン 覚醒・怒りを造る
3. アドレナリン 恐怖・驚きを造る
4. セロトニン 上の1. 2. 3. の物質による感情を抑制する
これらの脳内物質の量や割合によって、喜怒哀楽の感情が造り出される。
つまり、ドーパミンが多い場合、楽しい、嬉しい、気持ち良いという感情。
アドレナリンが多い場合、びっくりする、怖い感情。
そして、ノルアドレナリンが多い場合、怒りの感情が表れる。
だが、キレる原因として最も重要なのは、3つの物質の抑制、興奮した神経が暴走しないようにコントロールしているセロトニン
ノルアドレナリンにより怒りの信号が送られても、セロトニンが放出されることで怒りを抑制している。
・・・ 
◆第2のブレーキシステム
動物の場合、セロトニンだけが本能をコントロールします。
人間の場合は、第2のブレーキがあり、より強いコントロールをします。
人間がセロトニンの分泌異常に陥るのは先天的な場合が多い。
つまり、普通の人がキレる原因はセロトニンではない。
脳の中にある、キレることを防ぐ第2のブレーキシステムが正常に機能しなくなった時、人はキレるという。
他の生物の脳と比較した時、人間の脳だけ著しく発達した場所があります。
それは、大脳新皮質
大脳新皮質は、本能以外の複雑な情報処理や想像力など、人間だけが持つ高度な知能を司る場所。
そして、この大脳新皮質で造られた【理性】こそが、人がキレることを防ぐ第2のブレーキなのです。
つまり、理性のない動物の場合、相手の命を奪うまで攻撃する。
しかし、他人との共同社会を営む人間の場合、感情剥き出しでは成立しない。
そこで、大脳新皮質が理性という第2のブレーキを造り出したのです。

怒りにくくするには

上記の記事では3つあげています。

1. ストレスを溜めず別の形で発散する。

2. 栄養バランスのとれた食生活を送る。

3. 子供の頃から多くの人や自然と接し、ストレスに対する免疫力をつける。

1. ストレスを溜めず別の形で発散する。

笑う、動く、音楽を聴く、そして、泣く。引用ばかりで申し訳ないですが、下記の記事に色々書いてありました。「怒りのメカニズム」でも紹介のあった、1つの蓋であるセロトニンがどのような時に分泌されるか書いてあります。あくまで下記は一例で、他にも良い記事たくさんありますね。

ちなみに大声を出す。もアリかと思っていましたが、セロトニンが分泌されるという記事は見つけれませんでした。ただ、呼吸が深くなったり、横隔膜の大きな上下運動による内臓のマッサージ効果が得られて、結果的にはストレス発散につながるようです。

ストレスを解消する脳内物質を増やそう!|トピックスファロー

笑う、右脳に響く音を聞くと、セロトニンが分泌される。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/miraigaku/20141210/427627/

動くとセロトニンが分泌される。

https://topicsfaro.com/tear-stress-alleviation-method.html

泣いてもセロトニンが分泌される。

2. 栄養バランスのとれた食生活を送る。

色々と見ていると、興奮状態を作るものは怒りにくい状態を作る上ではよろしくないようです。

低血糖症:体に必要な糖分を摂り過ぎによって起こる症状

低血糖症になると身体は血糖値を正常な数値に上げようと、副腎からアドレナリンを分泌する。しかし、このアドレナリンが交感神経を刺激し、興奮状態を引き起こし、イライラを募らせ、暴力的になってしまうようです。

■カフェイン:言わずもがな

リフレッシュを目的に飲むコーヒー。僕も大好きです。が、カフェインは興奮作用を引き起こすようです。イライラしている時に飲むと、悪循環の可能性も。

トランス脂肪酸:液体の油へ水素添加をすることで人工的に固体へと加工する際に生成される

これは正しいか嘘かはわかりませんが、トランス脂肪酸の摂取でイライラを増加させたり、攻撃的にさせたりするという記事を複数見つけました。どうやらアメリカの論文で発表されたみたい。ただ、理屈について書かれているのは見つかんなかった。あくまで参考。

コーヒーが良くないというのは意外でした。これを知っても飲むけど。あの暖かさや、匂い、トータルではリラックスな方向によると信じてる。

 

3. 子供の頃から多くの人や自然と接し、ストレスに対する免疫力をつける。

理性を鍛えましょう。の一言ですね。人間関係を円滑に。置かれている環境に適応しましょう。なお、ケースに応じた理性の保ち方についてはネットにもいっぱいアイデア転がってますね。ここは割愛します。

 

あとは、個人的には「寝る」かな。一番のストレス解消法だと思います。twitterにも載せてる、迷ったら寝る。もやもや、イライラは脳の動きの所為ですから。寝る=脳の整理ですから。もやもや、イライラは寝たら解消、これ真理。ただ、寝れないタイミングもあるし、イライラの量によっては少しずつたまっていくので、それはうまく別の方法で発散していきましょう。

怒っちゃったら

ふむふむ、怒りにくくする方法はなんとなくわかった。んだら、怒っちゃったらどうするんや。

理性を取り戻すまでこらえる

これしかないでしょ。こらえる!!えーそんな殺生な、と言うかもしれませんが、大丈夫。僕の経験上3秒あれば理性が戻ってくる。こいつ!!!!と思ったら深呼吸。深呼吸していれば3秒経ちます。

理性の質を上げるか、イライラを減らす

ただ、堪えたとしても理性の蓋が破られる閾値付近にイライラさんがいるのにはかわりないので、状況を好転させなければいけない。

■理性の質を上げる(再整理する)

怒った内容にもよるけれど、例えば上司に理不尽を言われた。あいつバカだ、本気で相手する必要もないとか。ここでキレたら後がやばいと、利害関係を整理するとか。

■イライラを減らす

これは、前述したイライラ発散方法のうちの何かを使えば良いと思う。即効性のあるやつね。動く、笑う、泣く。

僕の場合

僕もイライラします。ただ、イライラするからといって理性という蓋をぶち破ってはいけません。サラリーマンですので、そこは死守です。鉄壁でなければいけません。

ただ、悲しいかな、本当に予想外なことがあると、びっくりして蓋がッポーーーーン!!と飛んで行ったり、ヒビが入ったり。いやらしい奴を前にすると、理性で蓋を押さえつけてても、煮物している時の鍋の蓋のような噴きこぼれることもまぁあります。そんな時、僕はどうしているか。

1.タバコを吸いに行く

これが何気に素晴らしく効く。うっざい状況を何とか脱出できたのであれば、速攻で喫煙所に。人がなるべく少ない喫煙所に。歩くという運動、タバコを吸うという深呼吸に近い深い呼吸。一人で理性を再構築できる時間。ああ、至福の時。

2.周りを巻き込む

笑いがイライラを回復させる良いアイテムだということで。僕も実は知らないうちに実践していました。イライラしてる時ほど、僕は独り言が多くなります。くだらないことを一人で話し出します。話すではないですね。くだらない単語を発生します。いやー、そうするとね、なんだか自分でもアホらし。と思えてくるのですよ。なんだか笑えてきます。そして、加えていいことにこんなアホな僕に対して周りが茶々入れてくれるのです。笑えます。以外と、イライラはこれで冷える。

3.目をつぶり何も考えない時間を作る

仕事中はなかなか使えないですが、仕事が終わった後なんかにいいのが目をつぶって何も考えない時間を作る。それさえ出来れば、どうでもいっか。と頭を切り替えられる。

目をつぶって深呼吸しながら1分。それすると意外と細かいこと忘れられてる。ただ、思い出すとふつふつと。だから仕事中は使えない。忘れてる間に、寝る。これ1番。